併設学童との交流が盛んな「第2の我が家」=メディカルホーム グランダ湘南台(神奈川県藤沢市)

2019/12/19

 小田急江ノ島線、相鉄いずみ野線、横浜市営地下鉄ブルーラインの3線が交わる藤沢市北部にある交通の要衝、湘南台駅。近年急速に発展する同駅から南へ10分ほど歩くと目の前に現われる近代的な建物が介護付き有料ホームの「メディカルホーム グランダ湘南台」です。

入居者56名、総スタッフ数43名、24時間看護&介護のコンセプト「第2の我が家」をかかげる中規模ホーム。敷地内には「ベネッセ学童クラブ湘南台」が併設されており、毎月、ホームイベントを開催するなど、ふだんから入居者と子どもたちの交流が盛んなホームです。今回はいつもと違った趣向でスタッフが子どもたちに施設のお仕事を体験してもらうイベントを用意。11月30日に4家族11名が集まり開催されました。

プログラムに入る前に手洗いチェック。スタッフにばい菌が残っていないかを見てもらいます

■緊張気味だった子どもたち

昼すぎの明るい日差しが差し込むホーム1階の食堂に集まった子ども5名とその家族らを合わせた計11名。子どもたちは、交流会などで入居者と触れ合う機会はこれまで何度もありましたが、「介護のお仕事」を体験するのは今回が初めて。ちょっと緊張気味です。

午後1時に今回のイベントを企画した運営会社(ベネッセスタイルケア、東京都新宿区)の遠藤篤之さんのあいさつで開会すると、まずは「老人ホームとはどんなところ?」と題した講義が始まりました。参加者らは熱心に耳を傾け、入居者の1日の生活など理解を深めます。中には初めて聞く難しい言葉もありましたが、スタッフが分かりやすく説明してくれるので、すぐに意味が理解できました。

とろみをつける作業を体験。ジュースがまるでゼリーのようになりました

■入念に手洗いチェックします

座学が終了するといよいよお仕事体験の始まりです。まずは参加者全員が洗面所へ移動し、手洗いを開始。このホームは、スタッフの研修時に手洗いチェッカーを使用し、ばい菌が残っていないか確認しているので、子どもたちにも同じように入念にチェックを行います。

そして最初のプログラムは「食事介助」です。食事を1人で食べることが難しい入居者をスタッフが安全においしく食べられるようにお手伝いする仕事で、この日は飲み物をしっかり飲み込めない入居者のために、飲み物にとろみをつける作業を体験してもらいました。とろみをつけることによって、喉の通りをよくしたり、喉を通るスピードを遅らせることで、誤嚥性肺炎を防ぐことが目的です。

お母さんたちも車いすに乗車体験。コツをつかめばすぐにまっすぐ動かせます

■ジュースにとろみをつける

テーブルに用意されたジュースに、ベネッセグループのホームで使用されている独自のとろみ剤を混ぜてさっそく開始。するとほどなく、液体だった缶ジュースの中身がまるでゼリーのように固まっていきます。参加した原口優さん(小1)のお母さんの夏実さんは、できあがったとろみジュースを口に含んでみると「意外とおいしくて味わえますね。昔はこういう粉を入れると味が変わってしまったように記憶していますが、これはジュースにそのままとろみがついた感じ。おいしいです」と感想を述べてくれました。

専用のベッドに寝ての機械入浴。まるで遊園地の乗り物みたい!

■お母さんが重くても…

次に11名が向かったのは建物の中庭です。そこには大小2種類のタイプの車いすがたくさん用意されていました。

ホーム長の粕谷規子さんによるレクチャーで乗り方を覚えた参加者はさっそく乗車開始。お父さん、お母さんを乗せて子どもたちが押すというパターンでスタートしましたが、なかなかまっすぐに走らせることができません。それでもスタッフのアドバイスでコツを覚えると、車いすはスムーズに進行するようになります。荻野太希くん(小1)は「お母さんが重かった(笑)。下り坂がボーンと行きそうで怖かったけれど、スピードをゆるめたら上手く乗ることができた」と短時間での上達に満足げでした。

すべてのプログラムを終了後にスタッフのみなさんとパチリ

■不思議な感覚の機械入浴

最後のプログラムは寝たままでお風呂に入る「機械入浴」です。ホーム長の粕谷さんやスタッフらの指導で参加者はベッドに横たわっていきます。機械が動いて湯船に導かれていく不思議な感覚にみんな驚きの表情。中には怖くて乗れない子もいましたが、浴場の脇からお母さんが体験している様子はしっかりチェックしていました。

運営を行った遠藤さんは今回のイベントについて「(子どもたちは)介護をお仕事として体験するのは初めてだったと思うが、ここまで楽しそうにしっかりやってくれるとは思わなかった」と企画の成功に納得の表情。ホーム長の粕谷さんは「食べることは入居者の一番の楽しみ。それをスムーズに行うための〝とろみ〟に今回はこだわった」と話してくれました。

ホーム長を筆頭に、現場&本社スタッフ、関係者ら総出で体験を演出した今回のイベント。ふだんの学童との交流ももちろん継続していく方針で、入居者と子どもが一緒に美術館を訪れたり、クリスマス会など、今後も人と人の触れ合いを重視したイベントを行っていくそうです。

メディカルホーム グランダ湘南台

住所:〒252-0813 神奈川県藤沢市亀井野538

開設年月日:2018年6月

定員/居室数:57名/54室(全室個室)

問い合わせ先:TEL:0120-17-1165(午前9時~午後6時)

施設長からひとこと:当ホームはご自宅にはない安心の24時間看護、介護体制。生活の質の向上を目指して、お1人おひとりの生活をサポートしてゆきます。また、学童が併設なのもめずらしいのではないのでしょうか。入居者のみなさまには自由で彩りのある暮らしをしていただくようにつとめてまいります。

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